Written by Kazuhiko Noguchi

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生薬解説

肝陽を抑え、内風を鎮める。 袪湿作用を有し、寒熱虚実証に使用可能な肝風内動の常用薬。

生薬解説

活血止痛に優れる補血の重要薬。 「治血の薬と為すべからず」 「補血養血の薬と為すは抑々(そもそも)末(本質の枝葉)なり」

生薬解説

補脾作用と養血作用に優れるが、緩急止痛作用は弱い。果肉は甘く、菓子製造に用いる。名前の由来は夏(ナツ)に芽(メ)が出るからナツメといわれる。

生薬解説

駆瘀血作用。血を巡らせる。血の道症に使用する。腸を潤し排便を促す。老人の便秘のような水分の少ない硬便に使用する。咳を止める。桃の枝は悪いことが起きないようにと魔除けの効果があり、そして種には血を巡らせる効能がある。桃は梅や桜に比べると目立たないが、このような特別な意味が存在している。