Written by Kazuhiko Noguchi

生薬解説

駆瘀血作用。血を巡らせる。血の道症に使用する。腸を潤し排便を促す。老人の便秘のような水分の少ない硬便に使用する。咳を止める。桃の枝は悪いことが起きないようにと魔除けの効果があり、そして種には血を巡らせる効能がある。桃は梅や桜に比べると目立たないが、このような特別な意味が存在している。

生薬解説

乾地黄と塾地黄の区別がある。加工法によってその作用に差がある。 乾地黄は清熱涼血薬、解熱消炎の薬物に分類される。虚熱を冷ます。 塾地黄は補血滋陰薬に分類。阿膠に比べ滋陰に優れる。陽虚、気虚の者には食欲低下、冷えを悪化させる。血虚、胃の潤い不足の者には良い。

コラム 子育て

先日の娘との会話の中で、不覚にも胸打たれまして。大人の方が躾られているような気がする。娘は今7歳。あっというまに一年生が終わりました。一緒にいられるのはおそらく10年ちょっと。きっとあっというまに大きくなっちゃうんだろうな。そして将来は人の役に立つ、やりがいのある仕事について幸せに生きてほしい。