【桔梗(ききょう)】漢方薬に含まれる生薬の効能【生薬解説】
【桔梗(ききょう)】漢方薬に含まれる生薬の効能【生薬解説】
ポイント
寒熱両証に使用可能。咽喉の病変には桔梗が引経薬として用いられる。昇散性が強く、諸薬を持ち上げ上焦の病症へ導く。
引経薬・・・”引”とは、引っ張っていくという意味を持ち、他の薬物のはたらきを特定部位にいっしょに運んでいく役割を持つもののことを言います。
桔梗の漢方的効能
排膿、去痰作用
咽頭の炎症を抑える
(風熱を発散し、咽頭痛、嗄声に使用される)- 鎮咳作用(鎮咳効果は弱い)
- 肺気の鬱滞を除く
分類 | 化痰止咳薬 |
基原 | キキョウ科キキョウの根 |
薬性 | 微温性 |
用法 | 3〜6g |
注意点 | 陰虚の慢性咳嗽には禁忌 |
桔梗が含まれる漢方処方薬
桔梗石膏、桔梗湯、排膿散及湯、十味敗毒湯、清上防風湯、杏蘇散、桑菊飲など
桔梗の苗を茨城県常陸大宮市の神永園芸で購入
娘と自宅の庭で育てています。苗を茨城県常陸大宮市の» 神永園芸 で購入しました。
【桔梗を購入】茨城県常陸大宮市の神永園芸に行ってきました! | 茨城漢方グッさんBLOG
息子の運動会が終わるまで、近所の神永園芸さんへ行ってきました。この記事では茨城県常陸大宮市の神永園芸というお店を紹介と、娘と植物を自宅で育て始めたお話をしております。植物やお花を育ててみようと思えるようになったのは、娘と漢方のおかげかな。神永園芸さん、素敵な桔梗をありがとうございます!
この生薬解説は、一人でも多くの人に生薬の素晴らしさを知ってもらいたいと思い作成しました。これから漢方を習う方、興味がある方、よろしければブックマークお願いします^_^
引用参考文献
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