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【桂枝(けいし)・桂皮(けいひ)】漢方薬に含まれる生薬の効能【生薬解説】
表裏の陽気を温め、表邪を除き、気血を巡らせる。桂枝は上方(若い枝)桂皮は幹(厚い部分)の樹皮。桂皮は肉桂とも呼ばれる。温性が強く、陰虚証・温熱性の疼痛・出血症には禁忌。妊婦・月経過多症には慎重に用いる。
【甘草(かんぞう)】漢方薬に含まれる生薬の効能【生薬解説】
別名は国老(こくろう)と呼ばれ、様々な薬方に含まれており、諸薬の調和を図る生薬。補気力は弱いが、広範囲に使用させる潤性の補気薬。緩和、解毒、滋潤、抗化膿性炎症に用いられる。 湿気を増長させるので、湿証には注意。長期、多量の服用で低カリウム血症が出現することがある。長期服用させる場合は2g以下で使用するのが望ましい。
【桔梗(ききょう)】漢方薬に含まれる生薬の効能【生薬解説】
化痰止咳薬。キキョウ科キキョウの根。寒熱両証に使用可能。咽喉の病変には桔梗が引経薬として用いられる。昇散性が強く、諸薬を持ち上げ上焦の病症へ導く。娘と自宅の庭で育てています。苗を茨城県常陸大宮市の神永園芸で購入しました。