Written by Kazuhiko Noguchi

家族とのコミュニケーションの重要性【失敗は成功の元】

コラム 子育て

こんにちは、漢方薬剤師グッさん(@gussan011)です。

家族とのコミュニケーションの重要性【失敗は成功の元】

家族とのコミュニケーションの秘訣とは?【失敗は成功の元】
今回は数日前の娘との出来事をお話します。この出来事から僕なりの家族とのコミュニケーションについて、かなりぶっちゃけてお話しようと思います。

家族みんなでお相撲がしたい!

父ちゃん、お相撲券作ったからみんなで一緒にお相撲やろうよぅ。

お相撲券とは娘が作った、お相撲する為に必要な入場券です。

こういうチケットを作ったりするところは、子供らしくてとてもかわいいんですけどね。

自分に余裕がなく子供にイライラをぶつけてケンカになる

この時点で夜の9時過ぎ。そして4歳の息子は妻に手伝ってもらいながら、トイレでう●ち中。

ええ?しょうがねえなぁ。そんじゃ父ちゃんとやろうか。(うーんちょっとめんどくさいな…)
やだ!みんな一緒にやりたいの!じゃあ予行練習しよ!
もう夜の9時だよ?早くやって終わりにしよう。2人を待ってると遅くなるから、さっさとやろう。早くやらないならもうやーらない。

この日は平日の火曜日。明日も早いし、就寝時間が迫って少しイライラしていたのか、ついつい意地悪な言い方をしてしまいました。

うえええええええん。
ごめんごめん、冗談だよ。そんな泣くなよー。
うえええええええーん、えーん。

何か言いたいことを我慢しているような様子で、自分で作ったお相撲券を折り曲げて寝室に行ってしまいました。その態度に腹を立てた僕は、さらに畳み掛けるようなことを言ってしまいます。

自分で作ったお相撲券だろ?わざと折り曲げたりして、どういうつもりだ!
うわーーーーーーーーん!

娘は妻の元に行き、泣きじゃくります。

この子は、4人でお相撲したかっただけなのよ。お父ちゃんが怖くて、理由を言えなくてきっと悔しかったんだと思うよ。

そうだったのか。アホか俺は。なんで一ミリも気が付かないんだ。妻と喧嘩した時も、この子はいつも俺達を仲直りさせようと助けてくれてたのに。

ごめん、言い過ぎたね。仲直りしよう。

と声を掛けましたが、娘の表情は冴えません。そしてう●ちを終えた息子が、爽快な顔をして寝室にやってきました。

そして悲劇は起こる

んじゃ、お相撲しよっぜ!

のん気な息子の言葉に助けられます。ですが、このあと…

はっけよーい、のこった!!

娘と息子が勢いよくぶつかります。娘の方が上手かな、と思っていたらところがどっこい。息子が凄いスピードで娘の懐に潜り込み、小さな体に似合わないそのパワーで娘を吹き飛ばしました。

ガン!!!!

ぎゃーーーーーーー!!!
うわーーー!!

娘が怪我をしてしまった

柱の角に後頭部を強打して、出血。頭を強くぶつけてしまったのです。

僕のせいじゃないよね!?うわーーーん

息子も泣きじゃくります。僕たちも大慌て。もっとよく場所を選んでお相撲をさせてあげるべきでした。

おおおおお前のせいじゃないよ!あわわわわどうすりゃいいんだっけ

すぐアイシングして、タオルで止血を施し、意識混濁、手足の震えなどないか確認しました。幸いにも出血はすぐに収まり、娘は泣きながら妻の膝の上ですぐ眠ってしまいました。

この後、僕は自分が娘に言い放った言葉を思い出し、激しく後悔しました。子供を怒鳴ったりしないって心に決めていたのに、こんなことになるなんて。

ごめん、ごめんな・・・。

家族とのコミュニケーションの重要性【失敗は成功の元】

家族とのコミュニケーションの重要性【失敗は成功の元】
翌日の朝、娘はケロッとした顔で起きて来ました。朝イチで病院に連れていき、傷も頭の状態も大丈夫ということで、ほっと一安心。

なんとこの状態で学校に行きたがる

今日病院行ったら、その後学校に行けるかな。

と言っていったことにマジで驚きました。僕だったら学校とか絶対休みたいんですけど。今の子はもうなんか昔の我々と違うんですかね。

それか、よっぽど学校が楽しいのかな。

ところが学校に行くのをゴネはじめる

病院から帰ってきて、学校に行こうと準備をしていたところ

父ちゃん、今日は学童行きたくないよぉ。

学童というのは小学校の授業が終わった後に、子供達が宿題や読書をしたりして過ごす所なのですが。

そういえば最近学童がやだとか言ってたな。何が嫌なのか尋ねたところ、

宿題がやだなの。
え?宿題って家でもやってることじゃん。
家でやる宿題はやだじゃないの。
具体的に何が嫌なの?宿題自体が嫌なの?
宿題をやるのはやだじゃないの。お父ちゃんやお母ちゃんに宿題を見てもらうのもやだじゃない。学童で先生に宿題の内容を注意されるのがやだなの。

娘とのコミュニケーション

なるほど。宿題が嫌な訳ではないんだな。こうやって掘り下げて聞いてみると、色々出てくるから話してみるもんだ。

うーん。でもそこで学童に行かなくてもいいというのは、それはお前の為にならないよ。小学生になって、きっとこれから嫌なこともあると思う。お父ちゃんも毎日楽しいだけじゃなくて、辛いこともあったよ。
・・・・・・。
それに学童は毎日じゃないだろ?明日は早帰りでばーばの家に行くし、もうすぐGWもある。頑張った後のお楽しみが待ってるよ。
・・・そうだね、わかった。学童行く。
ウンウンそうだよな。学童行くのか。…ん?学童行くの?

家族とのコミュニケーションの重要性【失敗は成功の元】

家族とのコミュニケーションの重要性【失敗は成功の元】
失敗は成功の元とはよく言ったもので、前日は感情的に怒ってしまいうまくコミュニケーション取れなかったけど、今回は色んな話ができました。

まさか説得できるとは思わなかったけど、ちゃんと話を聞いて、それに応えてくれた娘。この後、感極まって二人で号泣し抱き合いました(親バカ)。

んじゃ学校行くか!
うん!

今回の記事の内容をまとめます

妻ともそうですが、ぶっちゃけ野口家はケンカすることが多いです。特にルールを決めているわけではありませんが、感情的になった時と時間をずらして話合うようにしています。

無理に仲直りしようということではなく、そうすることで家族間のコミュニケーションが生まれ、更に仲良くなるような気がしています。

僕の座右の銘は『失敗は成功の元』ケンカしても(失敗しちゃっても)後でちゃんと話合おう。こんな単純なスタイルですが、割とうまくいっています。

そしてうちは4人家族なので、『4人で1つ』という家訓があります。妻が気に入っている家訓なんですけど、1人でも欠けてたら嵐じゃない!みたいな。

ケンカしても、仲直りしても、離れていても『4人で1つ』。歌って踊れるグループではありませんが、笑いとチームワークでは他に負けてないと思ってます笑。

記事を読んでくれて、ありがとうございます!

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