Written by Kazuhiko Noguchi

茨城のススメ

本記事では茨城県常陸大宮市にある雪村庵の口コミと感想をまとめています。常陸大宮市下村田にある古民家を改装して、とても素敵な景観で、とっっても素敵なご夫婦が営んでおります。県外、県内問わず、有名人も訪れる雪村庵。とはいえ、そんな敷居の高さを感じさせない、本当に本当に素敵なお店。

患者さまの声 皮膚病

1年近く前から目のかゆみに悩んでいました。眼科を2件受診し、アレルギーを抑える目薬をもらいましたが、改善しませんでした。漢方を飲み始めてすぐに便秘が改善し、腸の調子が整ったことで気持ちも少し晴れやかになりました。3週間飲み続けたところでかゆみも大きく改善し、コンタクトも長時間でなければ付けられるようになりました。

感冒

「風邪を引いて、発熱して寒気、頭痛、倦怠感があります。なんだか顔がのぼせて異様に汗が出てる。食欲なくて、みぞおち辺りが気持ちわるい…。」この記事では、冬場に風邪を引いてから数日が経ち、食欲不振などの胃腸障害が出た時、漢方薬を使って身体を治す方法を説明しています。

生薬解説

補脾作用と養血作用に優れるが、緩急止痛作用は弱い。果肉は甘く、菓子製造に用いる。名前の由来は夏(ナツ)に芽(メ)が出るからナツメといわれる。

生薬解説

半表半裏の臓器に薬物を向かわせる働きがある。陽気を引き上げ(升提作用)、気を巡らせ(疏泄作用)、うつ熱を去る(清熱作用)。筋肉の緊張を緩める・緊張、収縮力を強くする。このような2つの相反する作用を合わせもつ。

生薬解説

穏やかな薬性。風寒を散じ、気を巡らせ肺や脾胃の気滞を去る。 散寒力は麻黄、桂枝のように強くない。紫蘇葉単独では効きが悪いので、生姜、防風、荊芥などの辛温解表薬を併用して、体を温めて発汗を促す。

感冒

冬場の風邪というのは、「悪寒、寒気」が先導し、汗が出ず、発熱、咽頭痛、倦怠感、頭痛、鼻水等の各症状が起こりやすい。これには葛根湯と麻黄湯が有効なのですが、葛根湯には芍薬というブレーキが入っていて、麻黄湯はブレーキなし。麻黄湯は葛根湯よりも、寒邪を追い出す「発表」の力が強いのです。

漢方の研究

この記事では、胃の不調(上部消化管)患者さんから訴えの多い症候(症状)から推測される病理、使用する方剤をまとめています。

コラム

「1日の勉強会よりも、残りの1か月をどう過ごすかが大切」 最近になって、その意味がわかった気がします。おそいwこういった大切なことを、この勉強会でたくさん教わりました。

生薬解説

表裏の陽気を温め、表邪を除き、気血を巡らせる。桂枝は上方(若い枝)桂皮は幹(厚い部分)の樹皮。桂皮は肉桂とも呼ばれる。温性が強く、陰虚証・温熱性の疼痛・出血症には禁忌。妊婦・月経過多症には慎重に用いる。